すり減った前底の修理です。
前底もかかとのゴムと同様にすり減っていき、どんどん滑りやすくなります。
また特に減りの速いつま先部分は、欠けてしまうと本体まで痛めてしまいます。そうなる前に前底部にゴムを貼っておくと、滑り止め効果&本体の痛みの防止効果があり、長くその靴を履くことが可能となります。
大事に長く履きたい靴にはおすすめです!
ビフォーの状態は、ゴムだけでなく本体のプラスチックまで削れている状態でした。できる限り高さを元のまま保つために、削れたプラスチックのところに厚い革を貼り付け、 ゴムとの接着面を機械で平らに削ります。
次にかかとのゴムを接着して周りの形を整えます。整え終わったら色の抜けている所を着色して完成です。
かかとの本体まで削れたらもう直せないと思われる方もいますが、このように綺麗に直すことができます。ぜひお試しください!
かかとが斜めに減ったところを斜めに平らにして、そこに三角形のゴムを付けて平らにします。
スニーカーも直せるのか?というお客様も多いですが、この様な方法でなら安価で直せます。(修理費用は両足での金額です)
写真はレザーオールソール(かかと合成ゴム)です。
本底のコバの部分はブラウンで底面は素上げになります。素材や着色は色々選べたりするのでぜひご相談ください!
水に濡れて雨染みができてますね!
同じお悩みを抱えてる方も多いはず。
薄い方の色が本来の色。
かなり濃くなっています。
これをクリーニングするとすっかり雨染みもとれて綺麗になりました。今回は洗いのみなのでこのサイズだと2500円です。
もちろんムートンブーツのかかとのすり減りもお直しできますので
ぜひご相談下さい!
アディダススニーカーのクリーニングです。
左が洗う前、右が洗った後です。
すべての汚れを落とすことはできませんが、かなり綺麗になったと思います!
クリーニングも力を入れてやってますのでぜひご相談下さい。
つま先の尖ったデザインの靴はどうしてもキズがつきやすいです。こういったキズの補修は基本的には色を塗ることによって対応します。
ただ今回の場合はキズが深く、革の表面が完全になくなった状態なのでまず穴埋めをします。
イメージとしてはパテを盛るような感じです。そのあとにやすりをかけて凹凸をできるだけなくし、色を塗ります。
塗ったのはつま先部分のみになります。
素材によってはもう少し違和感が出たり出なかったりなので興味のある方は見積もりだけでもどうぞ!